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Author Archives: Nymphaea

複数カメラを利用したリアルタイム画像処理 Part1

Posted on 2010年9月24日 by Nymphaea
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ここ最近、画像処理関連のお仕事を行っていたので、そのメモです

 

ふとした相談で、現在工業用カメラを用いて機器の測定を行っているものを、そこそこの精度でいいから安くできないか? と言われたことから、今回の結構大変だったソフト作成が始まったのでした・・・

事の始まりは、工業用カメラで 0.2mm の隙間を10万分の 1mm という精度で測定していたものを、別用途で50分の 1mm 程度の精度でよいからということで、安い web カメラ(USB カメラ)で接写した画像を処理することで測定したらどうかと提案してしまったのです

 

工業用カメラは画像解像度が高く、ディストーション(歪曲収差)と呼ばれるレンズの特性からくるレンズ外縁部の画像の歪みが少ないため、非常に高価です(会社で使っていたものは1台300万円以上らしいです)

工業用の距離測定カメラはどんなに安くても10万程度するため、ちょっとした検討で複数台を使った装置を作ろうとすると、画処理用FA機器と組み合わせると100万円単位で費用が発生してしまいます

一方で、web カメラといえば近くの量販店に行けば3000円~8000円程度で買えるカメラですが、工業用カメラとは対照的に画像解像度は低く(3000円の web カメラで 640×480 程度)、ディストーションが大きく測定用途では歪みが影響しすぎて普通は使えません

しかし、画処理をPC上で行うことができれば、実質の費用は web カメラ数台分で済んでしまいます
(わたしが作成したものは、カメラを含むシステムよりメカ屋さんが作成した固定用の置台のほうが高くついてます・・・)

 

今回の測定ではそれほど精度が高い必要はないので、精度については接写することで満足できそうですが、ディストーションの影響は可能な限り小さくなるように補正する必要があります

そこで、OpenCV というオープンソースの画像ライブラリを組み合わせて利用することにより、ディストーションを補正して安い web カメラでもそこそこの精度で測定ができるようになります

 

今回のお話はかなり長くなるので、数回に分けてのお話になります
Part 1 では、カメラを扱う前の画処理について OpenCV をプロジェクトに組み込む方法を説明します

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Categories: OpenCV, プログラミング

SharePoint – 特定のビューやメニューを削除

Posted on 2010年9月7日 by Nymphaea
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前回の記事で、SharePoint 上から jQuery を利用する準備が整いましたので、
今回はよく非表示に出来ないかと相談を受けるドキュメントライブラリなどのリスト上部に表示されているメニューや、ビューの特定の項目の非表示(削除)を行ってみたいと思います

赤枠で囲まれた、メニューとビューの特定項目を削除

 

わたしが jQuery を利用するきっかけにもなったこの例なのですが、デザイン会社の方にできないか相談したところ、素気無く出来ませんとキッパリ断られた経験があります・・・
でも、数行書くだけでできちゃう内容です

 

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Categories: jQuery, SharePoint

SharePoint で jQuery を利用する

Posted on 2010年9月6日 by Nymphaea
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前回の記事で、ずいぶんと間が空いてしまいましたと書きましたが、またしても間が空いてしまいました・・・

猛暑で外にもあまり外出せず、クーラーを効かせた部屋で過ごしていたため、体調を崩して寝込んだりしていました

みなさんも、体調には十分に気を付けましょう!

 

 

さて本題ですが、企業の方で SharePoint Server を利用されている方にとって、
SharePoint の標準機能ではかゆいところに手が届かないといったことがよくあると思います

外部のデザイン会社などにカスタマイズを頼むと、かなり高額な費用が請求されてしまうので、
仕方なくそのまま使っている方も多いかと思います
(過去に VisualStudio を利用した web パーツのカスタマイズを頼んだ際に、
MSDN のサンプルコードをコピペしただけの作業でウン十万請求されたことが・・・
極端な例ですが、開発を行えない一般の方では難易度の見分けがつかなかった例ですねw)

そこで、VisualStudio を使ったカスタマイズはできないけれど、JavaScript なら使える!
といった方がいれば、見た目やちょっとした動きのカスタマイズを簡単に行うことができます

また、JavaScript をもっと簡単に使えるようにした jQuery を SharePoint に組み込むことで、
自由度の高いカスタマイズが簡単に行えます

 

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Categories: jQuery, SharePoint, プログラミング

プロセス実行時にパスが通っているかをチェック

Posted on 2010年8月19日 by Nymphaea
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前回からずいぶんと間が空いてしまいました

今回は、System.Diagnostics.Process クラスの Start メソッドを利用してアプリケーションを実行する際に、Process.StartInfo.FileName プロパティに設定するファイル名がフルパス名ではなかった場合に、指定したアプリケーションのパスがきちんと通って、かつ実体が存在しているかをチェックする必要があったため調べてみたのですが、なんとなく .net の標準機能ではそこまでチェックできそうにありませんでした
(Process.Start メソッド自体は、パスさえ通っていればフルパス名ではなくとも実行してくれます)

 

そこで、素直に環境変数を取得して「PATH」に登録されているパスと結合しながらチェックしていく方法を紹介します

 

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Categories: C#, プログラミング

Xmlファイルにリソースファイルを埋め込む

Posted on 2010年7月21日 by Nymphaea
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仕事で作成していたアプリの設定ファイルに画像ファイルを埋め込む要件があったので、そのメモです

 

設定ファイルとして使用している Xml ファイルに操作方法のサムネイルを埋め込み、そのサムネイルをアプリに表示する必要があったため、簡単に作成してみました

 

Xml ファイルはテキストファイルのため、リソースとして埋め込みたいバイナリファイルは一旦文字列に変換する必要があります

そこで、「バイナリファイルを文字列に変換」で思いつくのはメールの添付ファイルだと思います

メールの添付ファイルでは、Base64 というエンコード方法を使うことでバイナリデータから文字列データに変換し、テキストファイルに張り付けられています

Xml でも同じように、Base64 を用いることでバイナリファイルをリソースとして埋め込むことができます

 

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Categories: C#, プログラミング

WPF – タイマースレッドからWindow内のコントロールを操作

Posted on 2010年7月5日 by Nymphaea
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WindowsForms アプリケーションから WPF アプリケーションに移行する際、
タイマースレッドを使って処理を行い、その結果をメインスレッドのコントロールに結果を表示するなどをしていた場合に、Form から派生したメインウィンドウの BeginInvoke メソッドを使ってタイマースレッドからメインウィンドウのコントロールを操作していたと思います

しかし、WPF の Window クラスには BeginInvoke メソッドや Invoke メソッドは無いため、Window クラスの Dispatcher を利用してメインスレッドを操作する必要があります

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Categories: C#, WPF, プログラミング

C#でZip圧縮形式ファイルの操作

Posted on 2010年6月30日 by Nymphaea
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C# でZipなどの圧縮形式ファイルを操作したいということはよくあると思います
(ありますよね?

 

.net にもZip形式のファイルを扱う標準クラスライブラリはいくつかありますが、複数のファイルを圧縮したいなどの一般的な用途には使えるとは言えません
・GZipStreamクラス(System.IO.Compression名前空間)
・ZipPackageクラス(System.IO.Packaging名前空間)

 

「C# zip」などのフレーズでネットを検索すると、いくつかの .net 対応 zip 操作ライブラリが見つかりますが、自作したアプリケーションにライブラリを添付したいと思うと、ライセンスが気になります

そこでお勧めなのが、マイクロソフトが公開している「DotNetZip Library」です

「DotNetZip」は、マイクロソフトがもっとも制限の緩い「Microsoft Permissive License (Ms-PL)」ライセンスで公開しているライブラリです

 

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Categories: C#, プログラミング

WPFで簡単なウィザードを作成する

Posted on 2010年6月29日 by Nymphaea
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WPF では、標準でウィザードを作成することはできず、Win32API を利用するなどの必要があります

しかし、WPF では「ナビゲーション」や「ページ」といった機能があるため、これらを利用して簡単なウィザードを作成することができます

 

ページを利用して再利用可能な UI を作成する方法としては、

1.Window の代わりに、直接 Page を呼び出す
2.Window 上に Frame を配置して、Frame に Page を表示する
3.PageFunction に Page を配置する
4.NavigationWindow に Page を配置する

など、いくつか方法があります

 

今回は、4.の NavigationWindow を利用した方法でウィザードを作成してみます

 

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Categories: C#, WPF, プログラミング

WPF – LinkLabelの作成

Posted on 2010年5月31日 by Nymphaea
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WindowsFormsからWPFに移行する際に、いくつかのコントロールがWPFでは実装されていないため戸惑うことがあります

 

Microsoftのページで対応表が公開されていますが(ページを探すのが面倒だったので自力で探してみてください・・・)、WPFでは実装されていないLinkLabelについて、簡単なサンプルを作成してみます

LinkLabelで検索するといくつかのサンプルが見つかると思いますが、わたしは今回作成するサンプルが一番簡単に実装できると思います

こんな感じ

 

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Categories: C#, WPF, プログラミング

WPFで多重起動防止

Posted on 2010年5月24日 by Nymphaea
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自分用メモ

 

WindowsForms アプリで実装していた、ミューテックスによる多重起動防止のコードを WPF に書き換えてみた

 

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Categories: WPF, プログラミング

 

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